菊水堂のポテトチップスしお味を食べる
私は偉大だ。そして美しい(モハメド・アリ)
菊水堂のポテトチップスしお味を食べる
さて、今回は菊水堂のポテトチップスしお味である。菊水堂は言わずと知れたこだわりポテチの雄である。
基本的に通販でしか購入できないのだが、一部の店舗では店頭販売されている。私も偶然に職場近くのスーパーで見つけたのである。こだわった物を扱ってますよ的なオーラを漂わせているスーパーだから、菊水堂が販売を許可したとしても納得である。
ポテチ男を名乗るならば、そろそろちゃんと菊水堂のポテチを食べる必要があろうと思っていたが、こんなかたちでご対面になるとは想像していなかった。
実食である。結論から言おう。
美味すぎる。
話題になるだけはある。話題の商品に対してはどうしても期待値が高くなる。そして期待値が高くなればなるほど、満足を得るのが難しくなる。なぜなら満足度とは期待値と現実の評価との差であって、この差が大きければ大きいほど不満が高くなるからである。話題の商品だと期待値が著しく高くなるため、それだけ満足を得るのが難しくなってしまう。
が、菊水堂のポテチはいとも容易くそのハードルを超えてきた。というよりも、まったく想定してなかった方向から攻め込まれたといったほうが適切であろう。
それが具体的に何なのか、といえば、すなわちそれはじゃがいもの美味さである。
ポテチというのは袋を開けたときにまず油の香りが前面にくるものである。それは当然だ。ポテチとはじゃがいもを揚げた食べ物なのだから。
しかし、菊水堂ポテチの袋を開けたときにまず鼻を襲ったのは、じゃがいもの甘い香りであった。
食べてもじゃがいもの味がしっかりしている。 最近は塩のみで味付けし、じゃがいもの味の引き出していると謳うポテチも増えてきたが、菊水堂のポテチはその中でも群を抜いていると言えるだろう。
食感もほのかにじゃがいものしっとりさが残っているように感じた。
ポテチはじゃがいもを揚げた食べ物であることをわれわれはしばしば忘れてしまう。しかし、菊水堂の作品は、ポテチはじゃがいもで出来ていることを改めて思い出させてくれる。
偉大で美しいポテチ。脱帽。その一言に尽きる。
余談:ポテチのお供
ところで余談だが、私はアイスボックスを三ツ矢サイダーまたはキリンレモンで割って飲むのが大好きである。すでにまとめサイトでも広く宣伝されている割り方だが、本当に美味しくて、ポテチの最高のお供だと私は思っている。まだ試したことのない方は、早急に試していただきたい。それだけの価値がある割り方だと思う。
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