ポテチ猫

ポテチのネタを中心としたブログです。

カルビーののりしお味と湖池屋ののり塩味を食べる

兄たり難く弟たり難し(ことわざ、力量がほぼ同じで、いずれかの優劣をつけがたいこと)

 

先日、菊水堂ののり味とカルビーののり塩パンチ味を食べ比べてみた。今日はカルビーの通常ののりしお味と湖池屋ののり塩味だ。

  

mtautumn.hateblo.jp

 

列挙する順番が最後になってしまったが、のり塩といえば湖池屋であり、のり塩は湖池屋が生み出した傑作ポテチである。ハンバーガーで言うところのテリヤキバーガー的な存在だ。舶来の食べ物を完全に日本のものへと昇華させたのり塩は、テリヤキバーガーと並び偉大な発明と呼ぶにふさわしいものである。

 

今日、のり塩はポテチを代表する味となったわけで、カルビー湖池屋という二台巨頭がそろってこの味を世に送り出している。

 

f:id:mtautumn:20170707234412j:plain

 

f:id:mtautumn:20170707234424j:plain

 

f:id:mtautumn:20170707234435j:plain

 

f:id:mtautumn:20170707234449j:plain

 

f:id:mtautumn:20170707234502j:plain

 

f:id:mtautumn:20170707234521j:plain

 

さて、早速この二つののり塩を食べ比べてみよう。それぞれを単独で食べたことは数え切れないほどあるが、同じタイミングで食べ比べたのは今回が初めてである。

 

味が濃いのは湖池屋、厚みも湖池屋のほうがあるように感じる。カルビーののりしおは口に入れるとパリッと軽妙にくだける感じだ。

二つを比べると湖池屋のほうが武骨な力強さがあり、カルビーのほうは都会的な軽やかさがある。以前から漠然と湖池屋のポテチのほうが厚みがあるな、と思っていたが、いざ二つを食べ比べてみると、自分の感覚が正しかったと再確認できた。

 

二つのポテチの原材料のうち、目立って違うのはカルビーにごま油が入っていることぐらいだろうか。湖池屋の香辛料は唐辛子であると思われる。

原材料を見ておきながら深く考えることなく食べたせいか、カルビーのごま油はわからなかった。今度食べるときはしっかり意識してみたい。

 

湖池屋のプライドポテトシリーズののり塩しかり、のり塩には唐辛子がスパイスとして加えられていることが多いようだ。のり塩は湖池屋が発明したわけだが、原材料に変遷はあるのだろうか?発売当初からいきなりのりと塩と唐辛子という黄金の組み合わせに辿り着いてしまっていたのだろうか。

 

mtautumn.hateblo.jp

 

和食の専門家ならのりと唐辛子の組み合わせはもしかしたら当たり前なのかもしれないが、私のような素人からすれば、よくそんな組み合わせが思いついたなぁとひたすら感心してしまうのだ。

何ものり塩に限らない。様々なポテチを食べると、様々な材料によって味が構成されていることがわかる。様々なものが添加されている点がポテチの不健康性を象徴するものとして非難もされるわけだから、ポテチにとっては諸刃の剣ともいえるのではあるが。

 

作り手の苦労も知らず無責任なことを言えば、調合していろいろな味を創造するのは楽しいだろうなぁ、と思ってしまう。出来上がった味に賛否両論はあろうが、私はポテチの味を作り出すプロセスはとてもクリエイティブな仕事だと思う。

 

 

 

スポンサーリンク