ポテチ猫

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クアラルンプール国際空港のスタバでサワークリームオニオン味のポテチを食べる

もしも、あなたがたくさん持っていたら富を与えなさい。あまり持っていなかったら、心を与えなさい(アラブの格言)

 

 

マレーシアのクアラルンプール国際空港のスタバでサワークリームオニオン味のポテチを食べる 

さて、今回はマレーシアのクアラルンプール国際空港のスタバでサワークリームオニオン味のポテチを食べた。

 

クアラルンプール国際空港といえば最近ミサイルや核実験を繰り返している某国の正男氏が殺された場所であり、それはネット民たちを中心に我が国の老若男女の多くに正男ロスに引き起こしたわけだが、全くそんな事件があったことが嘘のように相変わらず緩いセキュリティが健在なのであった。もっともセキュリティが緩いのは私が日本人であることも一因ではあろう。

 

ポテチ自体はいたって普通のサワークリームオニオン味ながら、味の濃さはわりに控えめで上品な味わいだ。

 

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原産国はマレーシア。サワークリームオニオン味で有名なプリングルスもマレーシアで生産されているから、近年はマレーシアがポテチ生産の一大拠点なのだろうか?そう言われてみれば、東南アジアでよく見かけるミスターポテトもマレーシアの会社である。

 

北海道が日本最大のじゃがいも生産地であることが示すとおり、じゃがいもは寒冷地でよく育つ野菜であるから、マレーシアでたくさんのじゃがいもが生産されているわけではなかろうが*1、マレー系の人々はよく間食をするので、お菓子はポテンシャルのある業界なのやもしれん。

 

で、再びポテチの味なわけだが、マレーシアはコーヒーや紅茶が日本人の口からするとやたらに甘かったり、辛めの料理があったりと、わりに味が濃いめなので、その味付けに疲れてきた頃にはあっさりめのサワークリームオニオンがむしろありがたい。

 

ハラール認証ポテチ

マレーシアはイスラム教徒が多数を占める国。そのためポテチにも公的イスラム開発局(JAKIM)のハラール認証マークが添付されている。 

 

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今振り返ってみると、芋備えポテチもハラール認証を受けたポテチなのであった。認証の発行主体は米国のIslamic Food and Nutrition Council of America。

ハラールと一口にいっても少しずつ基準が違うらしい。インバウンド消費の拡大に伴い日本でも有象無象のハラール認証機関が設立されているが、日本の認証機関の認証がマレーシアのJAKIMの認証と同等とは限らない。日本は非イスラム国で、しかも政教分離を掲げているから、農水省が主導して規格を統一するようなことはないだろう。したがって、業界団体でも出来ないかぎり、ハラール認証機関の群雄割拠はなくならないのである。

 

ハラール認証を得るためには豚肉や酒類の使用を避けなければならない。これらの原材料を使えないことでポテチの味的にどういった影響が出るのだろうか。マレーシア産ハラール認証スタバのポテチはちゃんと美味しかったが、ハラールを満たしつつ、かつ美味しいものを作るため、われわれの知らないところで日々努力してくれている徳ある方々がいるのだろう。

 

 日本のスタバでポテチを食べた記事はこちら。

mtautumn.hateblo.jp

 

プリングルスサワークリームオニオンポテチの記事はこちら。

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芋備えポテチの記事はこちら。 

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ごちそうさまでした。さて、次は何味を食べようか。

  

 

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*1:実際、国連食糧農業機関(FAO)の統計を見てもさつまいも(sweet potato)は生産されているが、じゃがいもは生産されていないようである。http://www.fao.org/faostat/en/#data/QC