烏骨鶏本舗の烏骨鶏ポテトチップスを食べる
烏骨鶏本舗の烏骨鶏ポテトチップスを食べる
烏骨鶏本舗の烏骨鶏ポテトチップスである。Amazonで注文したのだが、画像からしてポテチというよりは折詰っぽくもあり、只者ではない雰囲気を漂わせる。
烏骨鶏本舗のウェブサイトの商品説明を引用しよう。
もう一枚もう一枚と手がのびる
選りすぐり国内産のとれたてジャガイモと烏骨鶏との驚きのマッチング。烏骨鶏を丸ごとフリーズドライにしたパウダーはカルシウムと旨味成分たっぷり。香ばしい数種のスパイスとブレンドしたサクサクのチップスに振りかけました。烏骨鶏特有の深みと旨味が際立つ新しいポテトチップスです。
烏骨鶏を丸ごとフリーズドライでパウダーにしたってどういうことなんだろう。カルシウムが入ってるということは文字通り骨までパウダーにしたということか。チキン味ポテチの原材料はチキンエキスパウダーとなっていることが多く、にわとりを丸ごと使っているという印象はこれまで持ってこなかった。
しかし、烏骨鶏本舗の烏骨鶏ポテチは烏骨鶏を丸ごとパウダーにしたという。すごい発想だ。同社の主力商品は烏骨鶏の卵で作ったスイーツであるように見受けられるが、スイーツを作る繊細さだけではなく、規格外のワイルドさも兼ね備えているといえよう。
読者諸賢も思ったに違いないが、ここで生じる疑問はポテチになった場合、普通のチキン味と烏骨鶏味の識別が可能なのか、ということだ。そもそも烏骨鶏の卵はどこかで食べたかもしれないが、自分の人生で烏骨鶏の肉を食べたことはないように思うのだ。したがって、仮に再現率100パーセントだとしても、私の舌はその違いを認識できないのである。以下、私の味の感想を述べているが、その点考慮していただけるとありがたい。
ちなみにチキンつながりという意味では、かつて香川県丸亀市の名物、骨付鳥をもとにしたご当地ポテチを食べたことがある。あれはなかなか骨付鳥の再現度が高くてよかった。
実食
さて、実食である。味はガーリック味である。風呂敷めいた布のパッケージはプリントであるが、こうして写真で見ると本物の風呂敷に包まれているように見える。
味はやはりというか、さすがに烏骨鶏かどうかはわからない。ガーリック風味はそれほど強くはない。食べたあとに誰かに口臭をかがせてもガーリック味を食べたとはバレないだろう。上記の骨付鶏ポテチをあっさりめにした味といったらよいだろうか。といっても、骨付鶏ポテチの認知度もさほど高いわけでないだろうから、そう言われてもイメージがしづらいだろうが、マイルドジャンキーな味なのである。それゆえ、烏骨鶏っぽいかと言われたら賛否両論ありえようが、適度なジャンキーさがありつつ、さりとてさほど濃い味でもないので、重たくはないがジャンキーなものを食べているという背徳感は味わえる。600円と言われるとちょっと高いかなーとは思うが、一般的なポテチの価格(150円前後)でコンビニに置いてあれば、手に取っても損はないであろう。
ごちそうさま。次は何味を食べようか。
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