フクハク祭り①ー「ゆず七味」味を食べるー
フクハクのポテチを取り寄せた。塩味と奇跡のスパイス味は会社近くのナチュラルローソンで買えるため、それ以外の味全部である。
すなわち、
ポテチ好きとはいえ、さすがに一日ですべてを食べきるのは大変だし、なによりせっかく手に入れたフクハクのポテチ。しっかり味わって食べたい。もちろん、あんまり大事にしすぎると酸化してしまって台無しになるから、適度に急ぎつつしっかり味わいたい。ポテチは「生鮮食品」なのだ。
どれから食べるかとても迷うが、福岡っぽいゆず七味から食べることにした。福岡っぽいというのは、柚子胡椒のイメージに引っ張られただけだが、ゆず七味も福岡名産なのだろうか?ざっと検索しただけではその真偽はわからなかった。
で、食べたゆず七味味。これが美味い。一袋目から飛ばしてくるフクハク。柑橘系の爽やかな酸味を七味の辛さが追いかける。ゆずと七味で使用される原材料のみの潔い味付け。だが、酸味系爽やかさと七味の辛さ、そしてフクハクのポテチはとても厚みがあって食べ応え抜群なのだが、その油で揚げたこってりさが混ざり合って、絶妙なハーモニーを奏でているのだ。ポテチの油気をゆずの爽やかと七味の辛さが洗い流してくれて、でもその油が爽やかさと辛さには足りない「重さ」を足している。互いが存在感を示しつつ、互いを邪魔しない。フクハクポテチの傑作だと私は思った。
めしばな刑事タチバナ曰く、ポテチはジャガイモ、油、粉がおりなす食欲喚起の総合芸術なわけだが、その表現はこのフクハクのゆず七味にこそ相応しい(『めしばな刑事タチバナ(6)』Kindle版174頁)。
さらに言えば、特にちょっと焦げたやつが香ばしくてめちゃくちゃ美味しい。ジャガイモ、油、粉の総合芸術はお焦げの香ばしさが加わることで四重奏に昇華する。
めしばな刑事タチバナ(6)[ポテトチップス紛争] (TOKUMA COMICS)
- 作者: 坂戸佐兵衛,旅井とり
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/02/24
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会社近くのナチュラルローソンさん、フクハクを入荷するなら、ゆず七味も入荷してほしい。
ごちそうさま。次は何味を食べようか。
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