ポテチ猫

ポテチのネタを中心としたブログです。

群馬県ご当地ポテチ正田醤油使用ポテトチップスを食べる

 さて、今回は群馬県ご当地ポテチ。県所在の正田醤油を使ったしょうゆ味。製造メーカーはパッケージに表示されていないが、とあるウェブサイトを見ると、お取り寄せポテチで有名な菊水堂製造とのこと。OEMで製造しているポテチということか。菊水堂のポテチは「ポテトチップ」で「ス」が入らないのだが、この商品は「ポテトチップス」になっている。自社製品とOEMでそこらへんは使い分けているようだ。自社製品を差別化させるためなのか、OEMの発注者からの要望なのかはわからないが。

 

www.bunkashinbun.co.jp

 

菊水堂は、「マツコの知らない世界」で紹介されて注目度が急上昇、2015年の「Yahoo!検索大賞 2015【お取り寄せ部門賞】」を受賞するまでに至ったから、知っている人も多いだろう。番組が放送された当日は、21時30分ごろから注文が殺到し、1セット1,800円の商品が23時間で2万セット売れたそうだから、テレビの影響力は本当にすごい(岩井菊之「ポテトチップのネット販売状況とニューヨーク事情」『いも類振興情報』132号、2017年、22頁)。

 

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145グラムとビッグサイズながら、値段は約400円というリッチポテチである。もっともご当地ポテチとしては標準的な量と価格なのだが。ロットが小さいため、一袋あたりの値段が上がってしまうのだろう。

 

ご当地ポテチたる所以は、群馬県館林市にある創業1873年の老舗醤油メーカーの「正田醤油」の醤油が使用されているからである。パッケージには、「まろやかで味わい深い醤油」とある。小さいながらも地域に根ざした会社なのかと思いきや、ザスパクサツ群馬のホームグラウンドである群馬県敷島公園ネーミングライツを取得するほどの大きな会社なのであった。ネーミングライツを取得して地域のスポーツ文化を後援していこうというくらいだから、正田醤油は群馬愛が非常に強い会社であるとお見受けする。

 

www.shikishima-park.org

 

正田醤油使用ご当地ポテチの厚みは薄い。カルビー湖池屋ならカルビーと同じくらいか。しかし、カルビーほど硬度はない。パリッではなくサクッという噛み砕き感。

菊水堂のポテチを最近食べてないが、そう言われてみれば菊水堂のポテチのような食感のような気がする。菊水堂という先入観があるからでしょ、と言われればまさしくその通りなのだが、記憶の奥底から菊水堂のポテチの食感の記憶を掘り返せば、やっぱりこんな感じの食感だったような気がするのである。

 

それはさておき、肝心な味はと言えば、味は濃くなく、醤油の味も強くない。菊水堂は味付けあんまり強くしないからなー、と妙な納得感はある。ほんのりと醤油味がまとわれていることで、塩味とは違うちょっとコクのあるポテチに仕上がっている。ただ、味付けが濃くないから、そのぶん量が多くても食べられる、というメリットもあるが、個人的には醤油味がもう少し効いているほうがいいと思ったのであった。

 

ごちそうさま。次は何味を食べようか。

 

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