ポテチ猫

ポテチのネタを中心としたブログです。

菊水堂ののり味とカルビーののり塩パンチを食べる

幸福は人生の意味および目標、人間存在の究極の目的であり狙いであるアリストテレス

 

 

菊水堂ののり味とカルビーののりしおパンチ味を食べる 

今回は菊水堂ののり味だ。しお味を買ったスーパーでのりしお味も売っていたので、あわせて購入しておいた。しお味の記事はこちら。

 

mtautumn.hateblo.jp

 

今回は食べ比べも兼ねてカルビーののり塩パンチ味と一緒に食べてみた。ちなみに私が無学すぎるのかもしれないが、のり塩パンチの「パンチ」は唐辛子味を指しているらしい。唐辛子がピリッとするのでパンチというわけだ。てっきり濃いめののり塩味のことだと思っていた。

 

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原材料名を比較してわかるとおり、菊水堂のポテチはかなりシンプルな味付けである。

 

食べ比べ 

さっそく食べ比べてみた。

結論から言えば菊水堂のポテチはしお味のほうがよい。というのも、先日のブログにも書いたとおり、菊水堂ポテチのすごさはじゃがいも感にある。袋を開けた瞬間からじゃがいもの甘い香りが立ち込め、食べてもじゃがいものしっとり感を感じられるほどで、これほどまでにポテチがじゃがいもを揚げたお菓子であることを思い出させてくれるものは他にない。

 

が、その点でのり味だとのりの風味が混ざってしまい、じゃがいも感が減殺されているように思えるのだ。封を開けたときの立ち上るじゃがいも感は薄まってしまったなぁ、と思うのである。

 

で、カルビーのり塩パンチであるが、菊水堂を食べた後だとかなりインパクトのある味に感じる。カルビー自身は唐辛子を加えることでよりのりの風味を引き立てると書いてあるが、むしろ食べ比べてわかるのはほたてパウダーの存在感だ。

 

菊水堂はのりと塩だけで勝負していて、味はかなりマイルドである。揚げ物でありながら油っこさを感じないのがまさに菊水堂の真骨頂なのだが、それだけにあっさりとした食感となる。一言で言うなら「素朴」なポテチである。

 

のりと塩はカルビーのポテチにも入っているから、食べ比べた場合は菊水堂に入っていなくて、カルビーに入っている原材料が際立ってくる。そのひとつがほたてパウダーなのである。

 

カルビーの普通ののり塩味にはほたてパウダーは入っていない。むしろ、パンチとの相違点のはずの唐辛子が普通ののり塩にも含まれている。食感はカルビーのほうが薄くてパリッとしている。個人的にはカルビーのポテチが数あるポテチの中で最もパリッとしていると思う。言うなればカルビーは「都会」的なポテチである。

 

一枚一枚でカルビーののりしおパンチと比較するとややパンチ力に欠ける菊水堂ののり味であるが、150グラムという同じ量を一気に食べ切ると仮定すると、菊水堂もなかなか負けていない。

先述のとおり、菊水堂のポテチはあっさりしていて油の重さを感じさせない。これはしお味も同様なのだが、それゆえに150グラムというポテチにしては多めの量を食べてもまだまだ食べれるという気分なのだ。

 

ラーメンに例えるなら、一口一口のインパクトは濃いめの魚介豚骨味が上回るが、一杯完食したときに毎日でも食べれるかもと思うのはあっさり醤油味だったりするようなものだ。菊水堂ののりしおもカルビーのり塩パンチも共にそれぞれの特徴があって美味い。こってりラーメンとあっさりラーメンのどっちかだけを選べないのと同様、菊水堂とカルビーのどちらかだけを選ぶなんてことはできないのであり、むしろ多様なポテチが切磋琢磨して、われわれポテチLoverがたくさんのポテチを選べることが無上の幸福なのである。人間存在の究極の目的は思いの外簡単に手に入る。

 

 

 

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