ポテチ猫

ポテチのネタを中心としたブログです。

ハンターズ ポテトチップス 黒トリュフ風味とヒマラヤソルト味を食べる

 

ハンターズ ポテトチップス 黒トリュフ風味とヒマラヤソルト味を食べる

ハンターズ ポテトチップス 黒トリュフ風味とヒマラヤソルト味を食べた。Amazonでそれぞれ40グラム入りの缶が3つ、合計6缶入っているパッケージである。プリングルズのS缶が53グラムなので、それより一回り小さいくらいだ。価格は税込2190円也(2021年5月10日時点)。

 

www.amazon.co.jp

 

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結論から言うと、残念な商品だった。というのも、単純に湿気ていたのである(特にヒマラヤソルトが)。品質管理上の問題があったのかもしれないが、なんとも言えない。実のところ、当初から油が回っていたり、湿気ていることがあるかもな、とはなんとなく懸念していた。

ハンターズポテチの原産国はアラブ首長国連邦UAE)。アラブ首長国連邦で製造されてから日本の店頭ないし販売元に到着するまでけっこうな時間がかかりそうだし、販売元に届いてからすぐに売れるとは限らない。倉庫にしばらく積んでおかれたのかもしれない。品質管理にまじめに取り組んでいたとしていたとしても、中身を見られるわけではないから、油が酸化したり湿気てしまったりすることは十分ありえる話である。

もちろん、そこまで考慮して商品を輸入しろよ、とは言える。しかし、そもそもポテチは消費期限内であれば問題ないと過信している人が多いように僕は思うのであり、となれば、そこまで思い至らない人がいても仕方ない面もあると思うのだ(実際、消費期限内であれば食べるうえではまったく問題ない)。

 

ポテチも鮮度が命

だが、ポテチは僕たちが想像する以上に「鮮度が命」のお菓子である。だからこそ、『マツコの知らない世界で取り上げられて一躍有名になった菊水堂のできたてポテトチップは受注生産なのであり、湖池屋の工場直送便も3日以内という配送時間にこだわるのである。菊水堂のポテチや湖池屋直送便のポテチは軽やかで本当に美味しい。油が回っていない証拠である。ポテチは「鮮度が命」なのだ。

 

mtautumn.hateblo.jp

 

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余談だけど、菊水堂のポテチは成城石井ナチュラルローソンなど一部のスーパーやコンビニで買えることもある。たいてい平積みで陳列されているわけだが、僕はあの陳列方法はやめたほうがいいと思っている。菊水堂のポテチの袋は透明である。一般的にコンビニなどで購入できるポテチは内側が銀色の「アルミ蒸着フィルム」によるパッケージになっている。アルミ蒸着フィルムは光を通さない。これはポテチの酸化を防ぐための加工であり、逆に言えばその加工がされていない菊水堂のポテチは酸化しやすいのである。

それが店内に照明がよく当たるところに平積みされているわけで、これでは酸化してくださいと言っているようなもの。実際、僕はけっこう酸化している菊水堂ポテチに当たってしまったことがある。成城石井ナチュラルローソンなどこだわりを謳うスーパーの名が泣くような商品管理であり、平積みされた菊水堂ポテチを見るたびに、ああ、もったいないと嘆きたくなる気持ちになる。

 

個人的には菊水堂がしっかり指導すべきだと思う。高級スーパーの店員といえど、ポテチの鮮度に気を配る必要があると気づいていないことが多いはずだ。だからこそ、できたてにこだわる菊水堂側が店頭で並べる際の注意点をレクチャーしたほうがいいと思うのである。一見面倒でもそれは回り回って菊水堂にとってもプラスになるはず。美味しいと評判のポテチを買ったお客さんが酸化して美味しくないポテチに出くわしたら、きっとそのお客さんは「まずい!」と思うはずだし、下手したら周りの人に菊水堂のポテチはあんま美味しくないよ、と吹聴してしまうかもしれない。商品やサービスに批判的な人をマーケティング用語で「ディトラクター(detractor)」と呼ぶが、ちょっとした工夫でディトラクターが減らせるのであれば、やったほうがいい。結局のところ一番損をするのは菊水堂なのであり、自社のポテチにこだわりを持つのであれば、レクチャーをする価値は十分あると思うのだ。

 

今回はずいぶんグチグチした話になりました。ハンターズのポテチに期待しただけにね。しかも、40グラム6缶で2000円超えだから。この値段はちょっと贅沢なポテチなわけで、やっぱハンターズのポテチは美味いわーと楽しい気持ちになりたかったわけですね。