ポテチ猫

ポテチのネタを中心としたブログです。

ハンターズ 黒トリュフフレーバーポテトチップスを食べる

 

ハンターズの黒トリュフフレーバーポテトチップスを購入してグリーン車に乗る

用事があって川崎駅から東海道線に。年末ということでちょっとリッチにグリーン車。旅のお供にJR川崎駅構内にある成城石井でハンターズの黒トリュフ味ポテチを購入。年末で気持ちが大きくなっているからこそできるリッチ&リッチな組み合わせだ。

 

www.seijoishii.com

 

成城石井直輸入。人気らしく一人一点しか購入できない。なぜそれほど人気なのかネットで検索してみると、日本テレビの『今夜くらべてみました』で元AKBの指原莉乃さんが絶賛したらしい。なんだかんだテレビの影響力は甚大なんだなぁ、と実感。

 

f:id:mtautumn:20210102171349j:plain

シックな黒のパッケージ

 

誰がこんなリッチなポテチを作ったのかと思ってパッケージの裏面を見ると、なんと原産国名はアラブ首長国連邦UAE)である。UAEにポテチメーカーがあるとは思わなかった。ジャガイモどころかUAEに農業のイメージはまったくない。

国連食糧農業機関(FAO)の統計でジャガイモ生産状況を調べてみたら、2019年のUAEのジャガイモ生産量は1,183トン。同年の日本のジャガイモ生産量が2,173,246トンだから、日本のわずか0.05%程度に過ぎない。むしろ多少なりとも生産していることに驚きである。このわずかなジャガイモをポテチ製造に使っているのか、輸入ジャガイモを使用しているのかはわからない。ちなみに日本のポテチの成分表でおなじみの「遺伝子組換えでない」の表記は見当たらない。遺伝子組換え表示制度的には日本国内で流通する場合は、遺伝子組換え原料を含んでいるか否かを表示しないといけない気もするけど、表示なしで大丈夫なのだろうか。個人的には遺伝子組換え原料が使用されているかはあまり気にしないので、使用されていたとしてもそれはそれでOKだが、ハンター社のウェブサイトを見るとNon-GMOでMSG(グルタミン酸ナトリウム)や食品添加物なども使用していないと書いてあるから、どうやら遺伝子組換え原料は使っていないようだ*1。これなら遺伝子組換え原料を気にする人も安心して食べられる。

 

ハンター社とは?

ハンター社はUAEのドバイにある会社。設立は1985年。思った以上に歴史のある会社だ。設立当初からポテチを製造していたかわからないが、カルビーがポテチ市場に参入したのが1975年だから、設立当初からポテチづくりをしていたならなかなかの老舗ポテチメーカーといえる。

それにしてもドバイのポテチメーカーとはなぁ。やっぱりポテチは世界中で愛されているお菓子だな。日本は世界有数のポテチ激戦国だと思うが、中東から日本に新たなポテチの風を吹かせてほしい。

 

www.hunterfoods.com

 

フレーバーはいろいろ。成城石井ではグリーンカレー味とトマト&オリーブ味があったが、ハンター社のウェブサイトを見ると、他にもワサビ&ターメリック味、フレンチチーズ&赤オニオン片(french cheese & red onion bits、どう訳したらいいんだ?)味、ソルト&リンゴ酢味、ホットチリペッパー味など。もちろん塩味やソルト&ペッパーといった定番フレーバーもある。ワサビ&ターメリックの味がまったく想像できない。わさビーフに近いのか、はたまたまったく別物なのか。

 

いざ実食 

さて、肝心のお味である。ちょいと塩味強めでちゃんとトリュフの香りやフレーバーが感じられる。最近はミシュランに掲載された「蔦」を筆頭に何かしらトリュフを使うラーメン屋が増えてきたりと、トリュフのハードルが下がりつつあるように思うが、このポテチはトリュフとちゃんとマリアージュしてて、話題先行じゃない美味しい仕上がりになっている。僕はフレーバーがしっかりついてるポテチのほうが好きだから、ややしょっぱめなこのポテチの塩味は嗜好にぴったり(年末の仕事の多忙さで身体が疲弊してたことも塩味がハマった一因だとは思う)。

ビッグサイズ缶もあるようだが、食べ切りなら40グラムサイズはちょうどいいかも。トリュフは少しクセがあるから、たくさん食べるよりはちょっとずつ嗜むくらいのほうがいい。

 

f:id:mtautumn:20210102215510j:plain

 

f:id:mtautumn:20210102215535j:plain

 

f:id:mtautumn:20210102215557j:plain