マルシンの骨付鳥風味のポテトチップスを食べる
鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。 卵は世界だ。生まれようと欲するものは、 一つの世界を破壊しなければならない(ヘルマン・ヘッセ)
聖書的でなかったじゃがいも
ポテチの原材料であるじゃがいもがヨーロッパに伝来したとき、必ずしも歓迎されたわけではないことは以前にもちらりと触れた。
アンドルー・スミスから引用するかたちでその話を少し補足しよう。
すべての植物学者がジャガイモを、ヨーロッパの食料事情に重大な意味を持つ新参者と考えていたわけではなかった。それどころか、ジャガイモは有毒で、ハンセン病や赤痢などの病気を運んでくると考えた者もいた。フランスではフランシュ=コンテやブルゴーニュなどの地域でジャガイモ栽培が禁止された。フランスの農学者、オリビエ・ド・セールは、1600年に発表した『農業経営論』で、近頃スイスから来たカルトゥーフル(引用者注:じゃがいものこと)の実は、外見はトリュフに似ているが、味は根菜作物と大差ないといっている。ヨーロッパでは、ジャガイモが食用なら聖書に出てくるはずだと考える地域もあった。こうしたジャガイモに対する偏見は18世紀末頃まで根強く残っていた(下記書籍、p.37)
ヨーロッパではあれこれじゃがいもが付け合わせとして添えられているが、けっこう最近まで地域によってはじゃがいもは受け入れられてこなかった。
ただ、じゃがいもは栄養価が高く、寒冷地でも育ち、短期間に大量に生産できる。こういったメリットがあったので、ときの為政者が奨励したりして、じゃがいもが広まったのである。
マルシンの骨付鳥風味のポテトチップスを食べる
さて、今回はマルシンの骨付鳥風味のポテトチップスを食べる。
讃岐うどんが圧倒的に有名過ぎて、他の郷土料理や名産品の知名度が乏しい感のある香川県であるが、その中で比較的知名度が高いと思われるのが香川県第二の市である丸亀発祥の骨付鳥である。最も有名なのが「一鶴」というお店で、関東であれば横浜に支店がある。
↑一鶴横浜支店の骨付鳥(ひなどり)
鶏肉に秘伝の味付けをして焼くというシンプルな料理であるが、めちゃくちゃ美味しい。最強の鳥料理だと思う。
その骨付鳥の味付けをポテチにしたのがこの商品である。このブログのご当地ポテチとしては、滋賀県の滋賀ぽてっち以来だ。
滋賀ぽてっちは個人的にはやや物足りなかったが、この骨付鳥ポテチ、かなりレベルが高い。骨付鳥だとしっかり分かるし、何よりB級グルメ感炸裂のあの濃い〜味が完全に再現されている。かなりガーリックか効いて味も濃いめなのでのどは乾くが、そこも含めて骨付鳥を再現し尽くしていると言ってよい。思わぬレベルの高さに思わず後ずさる、ご当地ポテチの傑作に私はしばし酔いしれたのである。
あと、不勉強で知らなかったが、カルビーもかつて骨付鳥味を出していたようだ。
ニュースリリース 『ポテトチップス 骨付鳥味』 | カルビー株式会社
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トップバリュの塩だけで味付けしたポテトチップスを食べる
ヤシ酒によって水牛泥棒がばれる(ミャンマーの諺;ヤシ酒を飲んで酔っ払った勢いで、昔水牛を盗んだことまでしゃべってしまう。調子にのって言わなくてもいいことまで言ってしまうことのたとえ*1)
トップバリュの塩だけで味付けしたポテトチップスを食べる
今回はトップバリュの塩だけで味付けしたポテトチップスを食べる。
ところで、トップバリュは原材料名でばれいしょと平仮名で表記している。 カルビーはじゃがいも、湖池屋と山芳は漢字で馬鈴薯と表記しており、ここらへんは会社によってこだわりがあるのだろうか??
https://www.topvalu.net/items/detail/4549741173025/
さて、塩だけ味付けシリーズである。添加物が気になるのか、その味が好まれているのか、プライベートブランドでもちらほら塩だけ味付けポチが出てきている。
で、こちらの味なのだが、案外イケる。以前食べた芋備えポテトチップスより少し油の重みを感じるような気がする。
芋備えポテチの原材料名を改めて確認すると、ひまわり油が使われていた。他方トップバリュのほうはポテチ等でよく使用されるパーム油(+米油)を使っている。ひまわり油のほうがあっさりとした風味になるらしいので、芋備えのほうがその点素材の味を活かした仕上がりになると考えられる。他方で、濃い味やどっしりとした味が好みの人からすれば多少物足りなく感じるかもしれない。もはや完全に好みの世界だが、私はややしょっぱ口で濃いめの味が好みなので、それゆえにこのトップバリュの塩だけ味付けポテチを美味しく感じたのかもしれない。
これまで使用されている油なんて全く気にしてこなかったが、ポテチの味の違いに油の違いが反映されているかもしれないと思うと、これは益々精進が必要だなぁ、といろんなことを噛み締めたのである。
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山芳のパインアメ味を食べる
美貌や愛欲によって結ばれた結婚ほど、早く紛争を起こして失敗するものはない。結婚には、一定して変わることのないしっかりとした土台と、堅実にして慎重な行動が必要である。沸き立つような歓喜は、何の役にも立たない(モンテーニュ)
山芳のパインアメ味を食べる
今回は山芳のパインアメ味である。コンビニで見かけて気になった人も多いことだろう。
↑本家のパインアメとともに
↑食べかけです
ペヤングがチョコレート焼きそばを出したり、ガリガリ君のリッチナポリタン味があったり、最近は異色な味の組み合わせをしばしば見かけるが、この山芳のパインアメ味もその流れにあるのかもしれない。
もっとも山芳はこれまでも前衛的な味に挑戦してきた。同社の代表商品がわさビーフであることからして、独自路線を歩んでいることが明らかなわけだが、他にはタン塩味や明太マヨビーフ味があったりする。わさビーフもジャーキー味や男気わさビーフ、梅わさビーフといった派生商品がある。カルビーや湖池屋といったメジャー級に対抗して、ニッチマーケットをきっちり開拓してきた会社である。
その意味でパインアメ味は山芳の面目躍如のポテチといえるだろう。
山芳のチャレンジ精神もさることながら、パインアメの歴史もけっこう味わい深い。
パインアメの発売は1951年まで遡る。お値段は一粒一円だったとのこと。1951年頃はあんぱん一つの値段が10円だったというから、決して手の届かない値段ではなかったことがわかる。
パインアメを開発していた当時の日本は、戦後の傷跡が残っており、生のパイナップルはもちろん缶詰でさえも高級食品でした。そんな時"このパイン缶の美味しさをみんなが手軽に味わうことができたらどんなにすばらしいだろう"との思いからパインアメが誕生したのです。
(中略)
こだわりだしたら切りの無い先代の社長。"飴に穴を開けないと完成品じゃない"といって穴開きのパインアメの製作に取りかかりました。最初はなんと割り箸で円形のアメをつついて穴を開けていました。
もちろん今は自動ですが、当時はそれは大変な苦労をしたと聞いています。
第一号が皆様のお目にかかってから2年後の1953年(昭和28年)、ようやく自動キャンディ穴開け機が完成し、現在のパインアメの原型が完成しました。
製品開発の心意気がなんとも泣かせるではないか。バナナもそうだが、当時は輸入果物が高かった。なんせ1ドル360円だ。今日の3倍から4倍の為替レートなわけだから、輸入品の値段はどうしても高くなってしまうのである。
さて、肝心の味であるが、これがけっこう美味い。袋を開けた瞬間にパインの香りが広がった。味は台湾土産で有名なパイナップルケーキを彷彿とさせるが、パイナップルケーキよりは甘しょっぱい。口に入れた瞬間はパインアメ味が強く、その後をしょっぱさが追う。
話題先行のゲテモノ感あふれるポテチかと思いきや、パインアメとのコラボはしっかりとした土台のもと完璧にシンクロしていたのであった。
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湖池屋の秘伝濃厚のり塩味を食べる
ヨーロッパ伝来時のポテト
私のようなポテチ族からすれば、じゃがいもは天が与えたもうた奇跡の食材である。中学高校の世界史の授業で習うが、その奇跡の食材は南米を原産とし、それが大航海時代にヨーロッパにわたり、さらにそれがアジアを経由して、日本に伝来した。
16世紀のスペインの歴史家カスティリーアは、コロンビアの集落を襲撃した際の戦利品の中にじゃがいもがあったことを記している。彼はじゃがいもを味も香りも良かったと評している(下記書籍、p.38)見た目は土塊のような食物だが、味は当時のスペイン人にもウケたようだ。
しかし、ヨーロッパに持ち込まれた当初、じゃがいもは人々から嫌われたらしい。 そもそも、いつ誰によってどのように南米からヨーロッパに運ばれたのか記録が残っていないのだが、かつてのヨーロッパにおいては、種を蒔かずに生えるじゃがいも(ナス科)のような植物はそれまで見たことがなかったし、種を蒔かずに生えて実を収穫できるのは、勤労を尊ぶキリスト教の教えに反する「悪魔」として糾弾されたとのことだ(p.56)。
また、じゃがいもの表皮や芽に含まれるソラニンという有毒物質を知らずに食してしまうと、子供などは最悪の場合死んでしまうから、それもあって嫌われたらしい。嫌われる理由は科学的な根拠を欠く場合が多く、「先住民の食糧だ」という偏見もじゃがいも嫌いを助長したようである(p.56)。南米に進出したスペイン人はじゃがいもを美味しいと思ったから味が苦手というわけではなかろう。
ポテチという恵をわれわれに提供してくれるじゃがいもだが、いつの時代も等しく愛されてきたというわけではないのだ。
湖池屋の秘伝濃厚のり塩味を食べる
さて、今回は湖池屋プライドポテト、秘伝濃厚のり味を食べる。
そもそも日本でポテチをはじめて量産化したのが湖池屋である(1967年)。
創業者の小池和夫氏は、日本にポテチを定着・大衆化させた功績で黄綬褒章を受章したというから、ポテチはすでに日本の国民的なおやつと言ってよいだろう。
(ポテチの写真は誤って削除してしまった)
さて、お味のほうだが、言われなければ気づかないくらいではあるものの、口に入れるとまず唐辛子が薫る。ピリ辛ではなく、七味のような香ばしさだ。包装の裏面には料亭の料理長と思しき男性が何か(のり?)を振りかけている写真が載っているが、その写真も大げさとはいえない小憎らしい仕事である。こういう粋な演出は海外のポテチには見られない、日本ならではのこだわりといえよう。
湖池屋のプライドポテトは話題になっているが、なるほど話題になるのもよくわかる秀逸な出来栄えだ。
湖池屋の通常ののり塩と比べると、唐辛子が入っているためだろうか、味がしまっているように思う。いいポテチを作ろうというポテチ界の老舗の高い志と実力を垣間見た。
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カルビーの玉葱塩味を食べる
今週のお題「おやつ」
あなたとならパンとタマネギだけでいい(スペインのことわざ、好きな人と一緒ならパンと玉葱だけの貧しい生活でも構わないという意味)
カルビーの玉葱塩味を食べる
今回もカルビーの四季ポテトから。味は玉葱塩である。こちらもカルビーのウェブサイトには掲載されていない、スーパー限定の商品。
四季ポテトのもう一つの味はあさりバター。こちらについては先日の記事を参照くださいませ。
グラニュー糖や甘味料が入ってるのは、玉葱の甘さを表現するためか?
玉葱塩という名前だが、味はさっぱりしたコンソメといった感じ。あっさりしている分、本家のコンソメよりも早いペースでパクパクいけてしまう。量が50グラムなので、余裕でもう一袋食べられそうだ。
スーパーでしか買えないのがもったいない。コンビニで売ってくれれば会社でも食べたいなぁ。
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カルビーのあさりバター味を食べる
百家争鳴(自由に自説を発表し、活発に論争し合うこと)
今週のお題「おやつ」
じゃがいもの呼称
じゃがいもの呼称がジャガタライモに由来すること、ジャガタライモの呼称が、現在のインドネシアの首都であるジャカルタの旧称ジャガタラに由来することはよく知られている。じゃがいもは南米原産の植物だが、日本には東南アジア経由で入ってきたから、ジャカルタのあるジャワ島からオランダ船によって運ばれてきた貨物にジャガタラの名前が冠されたわけである(下記書籍、p.13)。
今日ではじゃがいものほうが一般的だが、戦後間もない頃はジャガタライモも当たり前に使われていたらしい。
一方で、馬鈴薯という呼称もある。この呼び方は江戸時代中期には広がっていたとのこと。小野蘭山という当時の本草学(中国古来の植物を中心とする薬物学)の権威が地中の子いもが馬の首に付ける鈴に似ていたから「馬鈴」としたらしい。だが、そのイモは「馬鈴薯の葉は樹によりて生ず。之を切りとれば形に大小ありて略ぼ鈴子の如し、色黒くして丸く味は苦甘なり」というもので、あまりじゃがいもっぽくはなく、当時も学者たちからこの名称には反対意見もあったようだが、権威ある学者が発議したとなると周りも黙って受け入れるしかなかったようだ(p.104)。
いつの時代も権威ある人の勘違い発言を訂正するのは並大抵のことではない。
じゃがいもを指す方言としては、オランダ語の「アールドアップル」(aardappel、地中のリンゴの意味)に由来する「アップラ」が宮城や福島で使用され、秋田では「アンブラ」と呼ばれる。長野では「オランダ商館長」や「船長」に由来したと思われる「カピタイモ」という方言があるそうだ。イモの呼称としてそれらの地域につながり現在まで使用されているのである(p.107)。
今度これらの地域に行った時に確かめてみたい。
ちなみにここまで引用してきたこの本の著者の田口氏は「ジャガタライモ=じゃがいも」説に疑問を呈している。すなわち、「ジャガタライモ=さつまいも」だったのではないかと。
というのも、江戸時代初期の書物に、琉球で購入したジャガタライモを甘味品として長崎の平戸松浦氏の殿様に献上したとの記録があるが、気温が高い琉球では当時はじゃがいもが育たないこと、甘味品として松浦の殿様に献上したとか、記録からはむしろじゃがいもというよりはさつまいもを連想させるというのがその根拠である(pp.25-26)。
当時は英語でもポテトはじゃがいもとさつまいもの両方を含んでいたようだし、今日ほど記録の厳密性を問われない時代ともあれば、伝承が正確に行われるとは限らない。実際にどの説が正しいかの検証は学者先生にお任せするより他ないが、もしジャガタライモが実はさつまいもだったとなれば、世紀の発見(?)となろうか。
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カルビーのあさりバター味を食べる
さて、今回はカルビーのあさりバター味を食べる。近所のイオン系列のスーパーで売っていた。他ではあまり見かけないし、カルビーのホームページにも紹介されていない(ちなみに2010年に発売されたときのニュースリリースはあった。そのときもコンビニ以外での発売だったようだ*1)。
「四季ポテト」と銘打たれている。四季ポテトとは、
季節を感じる味わいの油切り製法ポテトチップス
とのことだ。油切り製法というだけあって、50グラムで241キロカロリー。通常のポテチよりもカロリーが抑えられているように思われる。
原材料名を見ると、あさりバターといいながら、ほたてエキスパウダーなんかも入っている。あさりだけ入れればいいってもんではないようだ。
味はけっこうガーリックが主張する。バターはガーリックの前にやや押され気味か。あさりはかなり注意深く探さないと見つからない。袋の匂いを嗅ぐと、魚介の香りがする。しかし、これはあさりというよりはほたてか??
でも、居酒屋であさりバターを頼んだら、確かにこんな味のが出てきそうな気もする。チェーン店のあさりバターの味と言えばよいだろうか。あさりの味はしないけど、居酒屋のあさりバターと言われれば、なかなかの再現度のような気もする、不思議なポテチであった。
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アメポテ・ウェーブカットしお味を食べる
同床異夢(同じ立場にありながら、考え方や目的とするものが違うことのたとえ)
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じゃがいも生産復調の兆し
すでにネットでもさかんに取り上げられているが、日本農業新聞によると、5月11日、農林水産省がポテチの生産量回復見通しを発表した。これによりじゃがいも生産が回復すれば、ポテチ消滅の悪魔のシナリオは回避されそうだ。
日本農業新聞 - ポテトチップス用芋 不足感解消へ 産地の作柄良好 農水省見通し
ところで、同紙によると2016年の北海道産じゃがいもの生産量は2015年比で1割減とのこと。量が多いだけに1割といっても大きな量なのだろうが、そうか減少したのは1割だったのか、という驚きもある。漠然ともっと減ったのかと思っていた。
また別に興味深いこともある。輸入品で代替できなかった理由だ。日本農業新聞は以下のように説明する。
菓子メーカーは国産の不足分を米国産で手当てしようと試みたものの、米国も既に収穫を迎えており、必要量を確保できなかった。同省は「品質やサイズがメーカーの基準を満たしていない物が多かったことも影響した」とみる。
要するに輸入しようにも輸入できるものがなかった、という説明の仕方だ。
他方、日本経済新聞は、国内の検疫措置により輸入が進まなかったと説明している。
各国が検疫措置のために輸入を制限するのはWTO上も認められている。しかし、科学的根拠を欠く行き過ぎた規制は非関税障壁として禁止される。
日本農業新聞はTPP反対の立場を取っていることからもわかるように、農業セクターの意見を代表する新聞であり、他方で日本経済新聞は自由主義経済、自由貿易を志向する立場だから、じゃがいもが輸入できない理由への着目点が異なるのは、そういった互いの思想的違いがあるんじゃないかと思う。両方とも正しいのだと思う。しかし、数ある輸入できない理由のうち、どれを重視して取り上げるかは、カラーの違いが反映されているようでおもしろい。
アメポテ・ウェーブカットしお味を食べる
今回食べたのは、アメポテ・ウェーブカットしお味である。化学調味料不使用を謳うポテチである。原産国はアメリカで、スイートボックスという会社が直輸入、袋詰めして日本で販売している。
以前食べた芋備えポテトチップスから想像するに、なんとなく芯のない物足りない味であるリスクがある。やや腰が引けながらも、久しぶりに化学調味料不使用ポテチを買ってみる。
いざ食べてみると、塩味が効いて美味しい。味が薄いどころか、むしろ塩味がしっかりとついている。無添加は味がボンヤリしがちだが、これは塩味を効かせていることで、その物足りなさを回避している。
それにしても、100グラムを一気に食べたせいかもしれないが、かなりノドが渇く。
正直こんなギモンも。化学調味料不使用にしているのは健康のためであろう。塩分量を調べたわけではないが、けっこう塩味が付いているとすると、塩分量が高まるわけで、それだと健康効果を期待して化学調味料不使用にしたのに、塩分量で結局チャラなんじゃかいかと。
最近はラーメンでも無添加をウリにしているお店も増えてきて、無添加なのにとても美味しいお店がある一方で(武蔵新城のシンジョーが美味しかった)、けっこう塩味が強いお店もあったりする。お店も無添加=健康的ってことでアピールしてたりするが、無添加で足りなくなる旨味は塩味で補っているような気がしないでもないな〜、と最近思ったりしているのである。
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